かやの実

田舎暮らしと故郷の四季折々のときめき綴ります

ノコギリソウ

 一株だけ 絶えそうに咲いていたので、株分けしてみました

すごい生命力です とにかく逞しい

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葉は鋸そのものですが 触れても切れません 柔らかい

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 キク科ノコギリソウ属

ノコギリソウ

日本では古くから漢方で風邪薬に使われていました、

セイヨウノコギリソウ

生命力が強く、堆肥用の生ゴミに一枚の葉を入れるだけでゴミを分解する 根から出る分泌液は、そばに生えている植物の病気を治し害虫から守る力がありコンパニオンプランツのひとつといわれている

英雄アキレスがトロイ戦争で負傷した兵士に、吐血、傷口を固める効能を説いた (兵士の傷薬)という古い呼び名がある

 イギリスでは5世紀頃から薬草として栽培し火傷や切り傷にきく軟膏にした

アメリカに渡った開拓者たちもこれを栽培し外傷薬として用いた

日本には明治20年に園芸品種として渡来 (いつものwikipediaより)

 

庭先の野草を調べたら またまた トロイ戦争まで行ってしまいましたね

 

ノコギリソウとセイヨウノコギリソウは葉の切れ目が少し違い、写真は日本に古くから自生していたノコギリソウだと思います。ノコギリソウ属としては両方薬草として使われてきたので、薬効はあると願い コンパニオンプランツとして畑に使ってみたいと思います